美術科の活動
2025年1月15日 16時02分今回は、美術Ⅰの授業と美術部の様子をお伝えします。
さて、地震の多い日本ですが、つい先日も日向灘で地震が発生しました。
授業を受けている生徒に、避難リュック(グッズ)を備えているか調査したところ、ほとんどの生徒が持っていませんでした。
そこで、授業では「防災を飾る」と題して「防災レリーフ」を制作しています。
レリーフとは半立体のことで、それぞれ好きな絵画作品を、粘土で模造(模写の立体版)しています。
作品の裏側に非常用ライトを備え付け、災害時にはさっとライトを取り出して使うことができます。
最近は、このように防災グッズを置くのはハードルが高いという人向けに、避難機能を備えたアート作品の市場が広がっています。
一方、美術部は今年度の締めくくりとなる南予展の作品制作をしています。
今年は、2年生が初めて「フルイドアート」に挑戦しました。
絵の具をあえて混ぜないで画面上にたらし込み、偶然できる独特の模様が特徴です。試作品の一部をご紹介します。
南予展は、1月25日(土)~26日(日)に宇和島の「パフィオうわじま」で開催されます。
南予の高校生たちの美術・工芸、書道作品、約100点を展示してお待ちしています。