人権委員会 夏季研修会
2025年8月1日 13時12分本日(8/1)、人権委員会夏季研修会が八幡浜高校で実施され、本校からは人権委員の2年生3名が参加しました。
講師に松山東雲女子大学・松山東雲短期大学副学長の桐木陽子(きりきようこ)先生をお迎えして、「学校教育におけるジェンダーについて~一人ひとりが個性や能力を発揮することができる学校づくりのために~」というテーマでお話しいただきました。「男は力仕事をする」や「女は家を守る」といったジェンダー・ステレオタイプは、長い歴史の中で根付いてきたものです。性差に配慮することでコミュニケーションや仕事がスムーズに進むプラスの効果もあります。ただ、一方で、その「○○らしさ」に苦しめられたり、自分を押し殺してしまったりするマイナスに働くことが多いのが現状です。
進路相談の場面でも「女子は県内だが、男子は県外に進学してもよい」や「男子は理系、女子は文系」といった性別で進路選択の幅が狭まる事例も紹介されました。親の希望や社会の目を気にせず、自分が好きなことやしたいことをできるよう、前向きな対話や互いを尊重することが大事な一歩であることを教えていただきました。
参加した3名の生徒は、メモを取りながらお話を聴いたり、積極的に意見交換したりして、熱心に研修に取り組めました。最後の活動報告では、本校代表として2年電気技術科の矢野さんが今年度の活動について発表しました。